一口に「法人向けマインドフルネス研修」といっても
実は様々な種類があります。

一番多いのが「マインドフルネスを実際に体験して
その技法を習得することで、
従業員が自身でメンタルケアを行えるようにする」
という企業研修で、これは弊社でも人気のセミナー。

最近ではオンライン研修のご依頼も増えています。

上記はマインドフルネス研修のベーシック・セミナーですが、
「マインドフルネスで、自分の感情をコントロールする」
というアドバンス・コースもあります。

研修目的は「従業員が怒りや不安など、
自分のネガティブな感情に
振り回されないためのスキルを学ぶ」こと。

そのために役立つマインドフルネスの技法を学ぶ研修で
こちらも弊社では人気の講座です。

でも、なぜマインドフルネスを使うと、
なぜ自分の感情と上手に付き合えるようになるのでしょうか?

人には意識と無意識がありますが
よく似た言葉に「顕在意識」と「潜在意識」があります。

よく「海に浮かぶ氷山」に例えられるように
表面に見えている顕在意識は全体の1~2割で
水面下の潜在意識は8~9割。

普段私たちが「考えている」時は
そのたった1~2割の顕在意識を使って、
状況を分析・判断して
行動を決定しています。

一方水面下の潜在意識には、
8~9割分の膨大な情報が蓄積されていて、
自分では忘れたと思っている記憶や
数えきれない身体感覚、
そして論理的に割り切れない深い感情や情動、
などが保存されています。

そして顕在意識と潜在意識の間、
ちょうど氷山の“海面”に当たる部分には
まるで膜のような「フィルター」機能があります。

潜在意識に蓄えられている情報は
あまりに膨大で、かつ非論理的なので、
そのすべてが意識に上ってしまうと
判断に困ってしまうからです。

この「フィルター」が
上手く情報を濾過してくれるおかげで
私たちは意識を向けたいところに意識を向けて
お風呂を沸かしたり、料理を作ったりなど
自分がしたいことが日常でできるのです。
 
しかし普段から顕在意識ばかりを使いすぎて、
フィルターを通ってやってくる
潜在意識からの情報を”無視し続けて”しまうと、
このフィルターの濾過機能が低下して
まるで目詰まり状態になってしまいます。

そして潜在意識からの大切な情報が
顕在意識に上ってこなくなる、
つまり自分で知覚できなくなってしまうのです。

特に身体情報や感情情報など、
ココロやカラダからの情報に気づかないまま、
心身の健康を損なってしまうこともあります。
 
また「自分の感情を抑え込む」という習慣も
このフィルターの目詰まりの原因に。

潜在意識に溜め込まれた感情は、
まるで圧力釜のようになって
ある時突然爆発したり(キレる状態)、
爆発エネルギーを自分の外ではなく内側に向けて
長期的には自分自身の心身両面に
ダメージを与えてしまいます。

そこでこのフィルターの目詰まりを
定期的にお掃除することがとても大切。
 
具体的には、潜在意識を刺激してあげて
その反応情報を顕在化することで
そのフィルターの”通り”を良くします。

マインドフルネスも同じ仕組みです。
 
普段気がつかない自分の心の状態や
感情、身体感覚に触れることで潜在意識を刺激し、
フィルターの目詰まりをとって
潜在意識が健康的な形で
ちゃんと顕在意識に上るようにしていきます。

マインドフルネスで自分の感情と
上手に付き合えるようになる理由は
ここにあるのですね。
 
特に、普段から顕在意識で理論的に
理性的に考えることが多い人ほど、
その顕在意識の使い過ぎから一歩離れて
潜在意識に触れる時間をとることがとても大切。

「フィルター」をお掃除して、
潜在意識に上手に触れられるようになると
自分の感情のコントロール以外にも
日常で色々役立ちます。

たとえば以前より自分や他者の両方に優しくなれたり、
顕在意識で悩んでいたことの答えが
潜在意識から自然にふっと湧きあがって来たり
などなど…。

マインドフルネスは状況に合わせて
様々な目的にも使うことができる、
とてもしなやかで、便利な方法なんですよ。

弊社では「マインドフルネス研修」
(ベーシックコース、アドバンスコース)をはじめ、
実際に体を動かして学べる「セルフケア呼吸体操研修」
イライラや怒りの感情を減らす「アンガーマネジメント研修」など、
企業団体向け研修のメニューを各種取り揃えています。

理論講義だけでなく、
「具体的なツール」とロールプレイの
「実践ワーク」を含む構成で、
深く”実感しながら”学べるのが特徴です。

代表的な研修メニューはこちらからご覧いただけますので、
自社の従業員にも学んでほしいとお考えの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。