「メタ認知」という言葉を聞いたことはありますか?

心理学で使われる言葉で
自分の状態を“対象化”して認知すること、
つまり自分を客観視することなのですが、
イメージとしては、もう一人の自分が
少し遠くから離れて、自分の状態を眺めるようにすることです。

このメタ認知を使うと
自分や相手の感情に巻き込まれなくなるので
とても便利。

例えば、怒りでカッとした時に、
「あっ、今わたし、怒ってるな…」
と、少し遠くから怒っている自分を眺めて
怒っていることに気づいてあげます。

この0.1秒ほどのワンステップを入れるだけで
怒りの感情に翻弄されて
相手を傷つけたり、
後から自己嫌悪に陥るような
言動をとるリスクが大幅に減ります。

ポイントは、
「少し遠くから」「眺める」ような、まなざし。

このメタ認知の“まなざし”はとても便利。

そのまなざしを、相手の感情に向けると
今度は相手の感情にも
巻き込まれないで済むようになります。

例えば、相手が怒って文句を言っている時に
「ああ、この人は今、怒っているんだな…」と
少し遠くから、眺めてみる。

たった0.1秒、
このまなざしを向けてみるだけで、
相手が言っている内容だけに反応して
つい「売り言葉に買い言葉」的な対応を
してしまうリスクが減ります。

さらに、怒られている”自分の感情”も
同時にメタ認知してあげると、一段と効果的。

「怒られて、今わたしは、怖いと思ってるんだな…」とか
「全然納得してなくて、理不尽だなと思ってるんだな…」
など、自分の感情を分かってあげると、
「私は悪くない!!」的な
自己防衛本能に突き動かされた
攻撃的な発言をしてしまうリスクが減ります。

つまり感情にコントロールされるのではなく
自分がとりたい行動を
自由に選べるようにするのが、メタ認知の目的。

盲目的に走る荒馬(感情)になってしまうのではなく、
馬を上手に走らせる御者側になる、
などとも例えられます。

分析的な冷たいまなざしというよりは、
目ヂカラを抜いて、少し遠くから
やわらかく“見てあげる”のがポイント。

弊社の法人向け集合研修
アンガーマネジメント研修
マインドフルネスセミナーなどでも
この「メタ認知」のまなざしの仕方を
実際に体験しながら練習していただくのですが、
5分ほどの練習で
日常生活でも使えるようになるので
とても便利です。

理論的な感情コントロール法だけではなく、
身体的な感情コントロール法もしっかり学べる。

これが弊社の法人向け集合研修の特徴です。

講習では理論だけでなく、グループ・ワークショップ形式で
実際に一つ一つのステップを体験しながら学ぶことができます。

他にも「対人コミュニケーション研修」や「セルフケア呼吸体操研修」、
管理職が最低限知っておくべき「ラインケア研修」など
各種法人向けメンタルヘルス研修やストレスマネジメント研修の
メニューをご用意しております。

主なメニューはこちらからご覧いただけますので、
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