私が「メンタルヘルス研修」を企業の皆さまに行う時は、
頭で理解するだけでなく、
“実際に体験”していただくことを大切にしています。

その中でも人気のメニューが
「上手なアドバイスの仕方・され方」のワークショップ。

アドバイスをする時は、

(1)一般論で言わない
(2)「私は」を必ずつける
(3)「否定」はしない
の3つのポイントを押さえて行います。

「普通、こうだよね。」とか
「みんな、○○するよね」などと、
一般論で言うことを禁止して、

「私は、こう思う」
「私は、こうするのがいいと思うよ」などと、
「私は」を必ずつけて、一人称で言うように練習します。

同時に「私は」の前に、
「(いろいろな意見があるとは思うが)私は、こう思う。」
「(他の人は違うかもしれないが)私は、こうするのがいいと思うよ。」
というニュアンスを含めます。

自分の意見を、選択肢の一つとして差しだして、
「相手の選択する自由」を尊重する、
という考え方です。

アドバイスとは「助言」であって、
業務命令や業務指示とは異なります。

そこで出てくるのが3つ目のポイント、
「否定」はしない。

まずは相手の考えを“一度しっかり肯定”してから、
「こうすると、さらによくなるかも。」
という言い方で、アドバイスをする練習を行います。

人は自分を受け入れてくれた人に、心と耳を開きます。
なので、相手のためを思うばかりに、
「絶対○○しなくちゃダメだよ!」
「お前、○○しろよ!」
といったアドバイスの仕方は、時には逆効果だったりします。

アドバイスとは、「あなたの意見を言うこと」でも、
「あなたが判断(ジャッジ)すること」でもありません。

どうやったら、その人を「援助」できるか?
という、“助ける”“サポートする”という立ち位置です。

相手が今いる位置から1歩でも前に進めるために
自分に何ができるか、それを真摯に考え、
言葉を適切に選んで、それを届けるという作業です。

業務指示や業務連絡以外に、
このアドバイスというコミュニケーションは
日々の仕事でよく使われるので、
ポイントを押さえて
アドバイス上手になれるといいですね。

弊社ではこのような上手なアドバイスの仕方を学べる
対人コミュニケーションスキル研修
をご用意しています。

講師が職場に出向く、法人向け出張研修。
職場で、従業員全員で
理論講義+ロールプレイの体験ワークで
深く実感しながら学べます。

自社の従業員の方に、具体的に使えるコミュケーション方法を
学んでほしいとお考えの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

「アドバイスの仕方」があるのと同様に、
「アドバイスのされ方」にもポイントがあるんですよ。

続きはまた次回のコラムで。乞うご期待!です~(^O^)/