ストレスチェックの義務化以降、
企業の人事の方々から「集団分析」の結果を
どう活用してよいか分からない、
というお声を伺うようになりました。
 
ストレスチェックを行った後は、
上記のようなグラフで 
全国平均と比較した自社の職場の傾向(集団値)を
衛生委員会や人事の方は知ることができるのですが、
 
例えば「あなたの職場は、仕事の量的負荷が高く、
上司や同僚の支援を受けにくい、という傾向があります」
という結果が出たとしても、
「そんなの昔から知ってるよ」とか、
「じゃあいったい、どうしたらいいの?」といったお悩みです。
 
職場環境の改善には、複数の部署との調整が必要ですし、
改善グループワーク活動等、一朝一夕にできるものではありませんが、
衛生委員会や人事の方の権限で行えることの一つに
「教育研修」があります。
 
例えば「仕事の量的負荷が高い」という傾向には、
「短時間で緊張をほどくリラクゼーション法/呼吸法」
の社内ワークショップを開催したり、 
「上司の支援を受けにくい」という傾向であれば
「部下の話の聴き方~傾聴法ワークショップ」
の管理職研修を行う、などの“アクション”です。
 
研修を行うだけで、すべての問題が解決するわけではありませんが、
何のアクションも起こさない、というのではなく、
まずは小さな一歩から始めていく、という考え方です。
 
まずは身近なところで一歩を踏み出す。
その一歩を、二歩三歩と続けていくと、
やがて他部署の人も巻き込んで、気がつけば大きな波になっている。
そんな未来になったら素敵ですね。
 
ストレスチェック制度の義務化に続いて
「働き方改革」の波もやってきています。
外からやってくる大きな波には、抵抗するより
乗ってしまった方が、エネルギーの浪費が少ないかもしれません。
 
せっかくの機会、どうぞ御社のご発展の一助となりますように。