私たちは目が顔の前についているので、
前のものはよく見えます。
 
そして「脳に入ってくる情報の8割は視覚から」
と云われるように、
どうしても前の“見えるもの”に意識が向いてしまい、
見えづらい後方への意識が薄くなってしまいます。
 
そのため普段の生活でも、“体の前側”を多く使いがち。

例えば、腕の後ろ側(上腕三頭筋)より前側(上腕二頭筋)を、
太腿の後ろ側(ハムストリングス)より前側(大腿四頭筋)を、
より多く使って生活している方が大半です。

この生活が長く続くと、体の後ろ側の筋肉が衰えて、
体の前後のバランスが崩れて、
様々な不調の原因になることも。

そこで私はヨガのレッスンで、
「後ろ足に意識を向けましょう」とお伝えしています。
 
後ろ足を意識すると、
太もも裏の筋肉、ハムストリングスや膝裏など、
普段の生活であまり使っていない筋肉を
育てることができるからです。
 
普段「使い過ぎている部分」を休め、
普段「使っていない部分」を使うことで、
全体のバランスを取り戻す、というヨガの手法。
 
この手法を、普段の生活でも活かすことができます。
 
その一例が、通勤時などに、
前足よりも、後ろ足を意識して歩くこと。

足を「前に踏み出す」ことより、
後ろ足を「後方に蹴る」ことを意識して歩きます。

そうすると後ろ足の内転筋、ハムストリングス、足裏など、
普段使わずに衰えがちな筋肉群を育てることができます。
(腰痛の方は、腰を反らせないように注意してくださいね。)

個人差はありますが、
初めは5分ほど後ろ足を意識して歩くだけで、
次の日に筋肉痛になる方もいらっしゃるかもしれません。

意識する部位を変えるだけですが、
そのぐらい効果てきめん!なんですよ。

体の後ろ側を意識して生活する。
 
カバンを持って歩いている時に腕や肩ではなく、
肩甲骨を意識する、
階段を上る時に、もも裏を意識する、など、
他にもいろいろ使えますよ。
 
気になった方は、どうぞ試してみてくださいね☆
 
今年もあと残り僅か。
年末の忙しい時期、上手にカラダをケアして、
どうぞよい年をお迎えくださいね。
 
来年も素敵な年でありますように~(^o^)/