アンガーマネジメントで一番重要なのは、
怒りの原因そのもの、
自分の「怒りの傾向」を知って、
それを手放していくこと。

怒りを感じたり、イラッとしたりする回数が
劇的に減って、自分自身が楽になります。

例えば日常生活で、あなたはどんな人に
イラッとすることが多いですか?

「○○な人に、よくイラッとする。」
「○○な人が嫌い/苦手」←○○の部分に
あなたにとって当てはまる言葉を入れてみましょう。

この自分の傾向を知っておくと、
「イラッとする」を減らすために、とても役に立ちます。

なぜならイラッとする原因は
実は相手ではなく、なんと自分の中にあって、
その心のしこりをほぐすだけで
イラッとすることが劇的に減るからです。

心理学でいう「投影」と「抑圧」ですね。

例えば「気が利かない人」に
イラッとすることが多い人は、
「気が利く」ことは
生きていく上でとても重要だと考えていて、
気が利くことを“自分に課して”います。

言い換えると「気が利かない」ことを
“自分に許して”いません。

あなたが「イラッとする人」に見ているものは、
自分自身が否定して、押さえつけてきて
十分に生きてこれなかった
もう一人のあなたの一面でもあります。

本当は、気なんて利かせず、
マイペースで、自分がしたいことだけを
やってみたかったのに、
それを抑圧して、そのことをしないで我慢して
今まで一生懸命がんばってきたのかもしれません。

または「気が利かなくても、ここにいていいんだよ」
と言ってもらえたり、
「気が利かない自分でも、無価値ではない」
と安心したかったのかもしれません。

だからこそ、
気が利かない人を見ると、イラッとするのです。

今まで自分が大切にしてきたもの、
一生懸命がんばってきたもの、
それがなくなると不安になるもの。

それが欠けている人を見た時に
人間は嫌悪感を感じるんですね。

「人は、自分に許可を出してないもの、人に、嫌悪感を感じる」
これを心理学では「投影」といいます。

だから自分自身に許可を出してあげれば
他者に対してイラッとすることも減っていきます。

例えば、「気が利く」以外の自分の強み
(=自分が自信を持てる部分)を書き出してみて、
「気が利かない私でも、充分魅力的」であることを
深く深く実感して、
「気が利かない私でもOK」と
心の底から自分に許可を出せるようになると、
気が利かない人を見ても
イラッとすることがなくなります。

この「抑圧」は、長年続けてきたものなので
一朝一夕に、嫌悪感をゼロにするのは難しいですが、
イラッとする度に
①「あっ、また私やってるな」と気づいて、
②「気が利かない私でもOK」と、自分に許可を出してあげる。

これを繰り返していくと、徐々に自分が満たされてきて、
イラッとする頻度が減ってきます。

この作業が「アンガーマネジメント」を行う上では
とても重要なのですが、
怒りを感じた時にそれをどう抑えるか、
その“対処法”だけを学ぶだけの「アンガーマネジメント研修」も多く、
とても残念に思います。

弊社の法人向け集合研修
アンガー・マネジメント研修」では、
セルフチェックシートで自分の怒りの傾向を知り、
ワークシートを使って、自分の怒りの原因となっている
「投影」と「抑圧」に気づいていく作業を行います。

怒りを感じたり、イラッとしたりする回数を減らして、
受講者自身と周囲の人の、双方のストレスを減らすのが目的。

講習では理論だけでなく、グループ・ワークショップ形式で
実際に一つ一つのステップを体験しながら学ぶことができます。

他にも「対人コミュニケーション研修」や「セルフケア呼吸体操研修」、
管理職が最低限知っておくべき「ラインケア研修」など
各種法人向けメンタルヘルス研修やストレスマネジメント研修の
メニューをご用意しております。

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自社の従業員のための教育研修をお探しの方はどうぞご参照ください。