先日より、管理職向けコミュニケーション研修での
部下のモチベーションアップ法についてお伝えしてきましたが、
今日は、「部下の報告は、『事実』と『感情』にフォーカスして聴くと
モチベーションがアップする」法則です。

先日、弊社のコミュニケーション研修を受講された
管理職の方がこう話されていました。

「確かに、部下とコミュニケーションをとるように
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を心掛けてきたけれど、
今まで部下の話の『事実』ばかりに目を向けていて、
『感情』の言葉にはあまり注目してこなかったなぁ…。」

管理職の方は、問題解決のために
部下の話から「現状」を把握して判断するので、
実際にあったことは何かという
「事実」に注目してヒアリングする
ことも多いと思います。

これはこれで大事ですが、それに加えて
「感情の言葉」に注目して、話をすると
部下のモチベーションをアップすることができます。

例えば部下からこんな報告があったとします。

「今朝突然、A社から
『納品が予定より遅れる』と連絡があったので、
あわててお客様に連絡して、
納期を延期していただきました。よかったです。」

この場合、報告を受けた管理職は
そのまま了解するか、
事実(A社の納品が遅れる理由)や問題解決方法(お客様ご了承済み)
などを確認するかもしれません。

しかしそれだけでなく、
「今朝突然の連絡なんて、“あわてる”よね~。
でもお客様が納期を伸ばしてくれて、ホント“よかった”よね。
さすが○○さん、お疲れさま!」

といった具合に、
「部下の感情の言葉」に注目して話すと
さらに効果的。

なぜなら、人は「感情の生き物」だからです。

問題が起こって、それが解決されたなら、
そこで業務的にはOKであり、その案件は「完了」です。

しかし管理職は部下のモチベーションを上げる
という大事な業務があります。

業務のプロセスで発生した
部下の感情を受け止め、共感し、そしてねぎらう。

このように扱ってもらえることで、
感情の生き物である人間は、
上司に見守っていてもらっていると安心して
業務に専念できます。

一方「事実」だけのやりとりでは、
自分の(目に見えない)努力を、上司は分かってない
/正当に評価されていない、
などと部下が不満を募らせてしまう
ミス・コミュニケーションの一因にもなります。

「事実」だけでなく部下の「感情」の言葉も
注目して受け取り、共感し、そしてねぎらう。

この部下の「感情の言葉にフォーカスする」スキルは、
弊社の研修でもお伝えする「対人コミュニケーション法」の
管理職向けコミュニケーション・スキルの一つでもあります。

部下から上司への信頼を高め、
部下のモチベーションをアップさせる、
とても小さな、しかし大きな効果を生み出す
コミュニケーション法です。

気になった方は、どうぞ試してみてくださいね☆

弊社では、管理職のパワハラ予防のための「傾聴法/アクティブリスニング」、
怒りをコントロールする「アンガーマネジメント研修」や、
全従業員を対象にした「アサーション」が学べる「対人関係コミュニケーション研修」、
ストレス環境下に負けない心を育てる「マインドフルネス研修」、
実際に体を動かして学べる「セルフケア呼吸体操研修」など、
企業団体向け研修のメニューを各種取り揃えています。

理論講義だけでなく、
「具体的なツール」とロールプレイの
「実践ワーク」を含む構成で、
深く”実感しながら”学べるのが特徴です。

代表的な研修メニューはこちらからご覧いただけますので、
自社の従業員にも学んでほしいとお考えの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。