『ストレスコーピング(ストレス対処法)』が
メンタルヘルスをケアする方法の一つとして、
近年NHKスペシャルなどの
メジャーな番組でも取り上げられて、
徐々に知られるようになってきました。
 
ストレスコーピングとは、
自分ではどうにもならないものは一旦置いて、
今すぐ自分ですぐに出来ることで、
ストレスを減らそうとする対処法です。

例えば、
(1) ランチに行ったお店が満席で、列に並んで待たなくてはならない。
(ストレスの原因)
(2)「急いでるのに~」とイライラしながら列に並んだ。
(受け止める)
(3) 待っている間、スマホで大好きな音楽を聴くことにした。
(ストレスコーピング)
(4) イライラが少し減った。
(ストレス反応)
 
この場合、(3)のストレスコーピングをするかしないかで、
(4)のストレス反応の大きさは変わります。
 
(1)のストレスの原因は、自分ではどうにもならないもの。
(2)の受け止め方は、その人が育った環境や
置かれた状況などにも影響されるので、
自分で変えられる要因だけとも限りません。

でも、(3)は自分でできることばかり。

なので、これを上手に利用して、
結果である(4)のストレス反応の大きさを変えよう、
というのがストレスコーピングの基本的な考え方です。

多かれ少なかれ「気晴らし」として
私たちが日々がやっていることでもありますが、
一つだけ異なるのが、
自分がどんな時にどんな気晴らしをすると
実際にストレスが減るのかを、
“あらかじめ知って”おき、“意識して使う”こと。
 
例えば、
・自分の好きな風景をイメージする
・深呼吸をする
・「大丈夫、別に死ぬわけじゃないし」と心の中でつぶやく
・銀河系を心に思い描く
・猫をなでる
など、“自分にとって”効果的な対処法を
なるべく多く「リスト」にしておき、
実際に使って効果がない場合は
そのリストを書き換えていきます。

リストに書く対処法は、人によって様々。
心の中で悪態をつくとスッキリする、
というなら、それをリストに入れても
もちろんOK。

自分ではどうにもならないことは一旦手放す。
自分が“今”できることだけで、
ストレスを少しでも小さくしよう、
というストレスコーピング法。

数あるストレスマネジメント法の中でも、
特別な勉強しなくても、スキルを身につけなくても
もっとも簡単にできる身近なストレス軽減法です。

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