最近お客様からよく伺う「お悩み」が、
管理職自身がストレスで余裕がなくなり、
イライラした感情を部下にぶつけてしまい、
部下がメンタル不調になってしまう、というケース。

パワハラであれば直接介入もできますが、
そこまでではないため、
ある一部の管理職の下にいる部下の休職が
多いことが分かっているものの、
どのような対策をしたらよいか分からない、
というお悩みです。

人のパーソナリティそのものを変えることはできないので、
自分の感情をコントロールをする方法を学んでもらって
職場のチームワークを向上させたい、
というニーズが、昨今増えているように感じます。

そこで研修では様々な方法をお伝えするのですが、
そのうちの一つが、イライラや怒りといった
ネガティブな感情のコントロール法。
 
コントロールといっても
感情を抑えこんでしまっては逆効果。

貯めこんだ感情は、
いつか外に向かって爆発するか、
内に向かって自分の心身を蝕んでしまうからです。

そこでお勧めしたいのが、感情を“手放す”方法。
例えば、その一つが「怒りの脱力呼吸」法です。

イライラや怒りの感情を、そのまま言葉にするのですが、
その時、力が抜けたように、口から息を吐きながら
言うのがポイント。

「あ~、○○のヤツ、ホントむっかつく~っ!」
と怒って言う時は
必ずどこかの筋肉を緊張させていますよね?
握りこぶしをぎゅっと握っていたり、
顔の表情や首肩など…。

心が緊張すると、体も自動的に緊張するように
私たちの身体はできているからです。

そこで怒りの脱力呼吸法では、その真逆をします。

一人になって、まずは
「あ~、○○のヤツ、ホントむっかつく~っ!」
と、一度怒りの感情をしっかり味わいます。

その後で今度は、
体の力をだら~んと抜いて、
口から深く息を吐きながら、
「あ~、○○のヤツ、ホントむかつく。。。。」
と、言葉は変えずに
“語気”だけを柔らかくして言います。
 
口から息を吐く時に、怒りやネガティブな感情を
一緒に吐き出すようにイメージします。
 
語気だけを柔らかくして
脱力しながら怒りの言葉を言うのは
意外と難しいものなので、
それができるまで繰り返し行います。
 
怒りの感情の裏には
実は悲しみや不安などの感情が隠れていることも。
もしもそれらの感情に気づいたら、
しっかり抱きしめて
感じてあげるとさらに効果的。
 
怒りの感情が少し鎮静化されていることに
気づくと思います。
 
自分の怒りのエネルギーを、誰かにぶつけることもなく、
我慢して貯め込んで、自分の心身を自傷することもなく、
感じて手放していく、怒りの脱力呼吸法。

怒りの原因となったことやストレスなど、
問題そのものを解決できない場合にも
有効な手法の一つです。

弊社ではこのような具体的な感情のコントロール法や
ストレス軽減法、メンタルヘルスについて
企業に講師が出向いて行う職場内研修でご提供しています。

理論講義だけでなく、具体的なツールと
ロールプレイの実践ワークを含む構成で、
深く実感しながら学べます。

ヨガの呼吸法を利用した法人向けメンタルヘルスヨガ研修など、
代表的な研修メニューはこちらからご覧いただけます。

自社の管理職の方々に学んでほしいとお考えの方は、
どうぞお気軽にお問い合わせください。