「働き方改革」という言葉を
最近ニュースでよく耳にするようになりました。

その内容は、
・長時間労働の是正とワークライフバランスの向上
・柔軟な雇用環境整備
の大きく2つです。

管理職の評価基準に部下の時間外時間数を含めたり、
 育児や介護用に短時間勤務を取り入れたりなど、
働き方が変化した職場も増えているようです。

これらの変化は、いったいどこに向かっていくのでしょうか?

先日、日本産業衛生学会に行った時に
とても多く聞かれたのが「健康経営」という言葉でした。

「健康経営」とは、
「従業員が健康的に働ける企業」に
経営トップがコミットして実現することで、
企業のブランドを高め、従業員の生産性アップを図るというもの。

いわゆるブラック企業の反対、「ホワイト企業」ですね。  

実は数年前から、その名もなんと「ホワイト500」として
経産省が「健康経営」の優良法人の認定制度を始めています。

今年も、味の素、花王、神戸製鋼など、
名だたる大企業が「ホワイト企業」としての
認定を受けています。

認定基準は、従業員の健康(血糖値、血圧、肥満度等)の改善と共に、
従業員の休職率が少ない、男性の育休取得率が高い、
時間外労働時間が少ない、睡眠の質の満足度が高い、などなど
各社が各々設けた健康基準についての改善と達成度です。

いずれも「従業員が心身ともに健やかに働ける環境づくり」を
会社自体(特に経営トップ)がコミットしていることが必須。
 
 ブラック企業と認識されると、売上や株価に影響したり、
いい人材を雇用しづらくなりますが、
これはその逆ですね。
 
「労災件数を減らす」というリスク回避の考え方から、
「健康経営」という “攻めの経営”で
企業ブランドと競争力を高めるという考え方。

この動きはまた始まったばかりですが、
もしかしたら近い将来、
企業経営者の当然すべき仕事の一つとして
「健康経営」がスタンダードになっているかも?
しれません。

このような社会の変化が、よりサステイナブルに
働きやすい職場をつくっていくといいですね。

予想よりも大胆に変わっていく未来にワクワクしながら
この潮流を見ていきたいと思います。o(^o^)o